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「来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに 焼くや藻塩(もしほ)の身もこがれつつ」

って、百人一首の歌のひとつ。この「もしほ」が、「藻塩」のコトだって、初めてしりました。なんとなく、読んではいたものの・・。

待っても来ない人に、身を焦がすのと、藻塩を焼くのとを、かけてたんですねえ・・。なるほど、海藻に付着した海水をつかう、藻塩をつくる仕事は昔からの製法なのですね。

昨日から置いている、ローソク島の藻塩がとても好評なので、そんな話題になりました。でも、塩ですから、かけすぎないでくださいね。見た目は紫蘇をつかった「ゆかり」に似てるのですが、「塩」ですから。

写真は、トルコのエジプシャン・バザールのデリ。

メゼという、地中海料理の惣菜料理、デリが世界的に人気。ギリシャでも、メゼの店はあります。日本でも、青山あたりに、もう来ていそうですよね・・。

それにしても、東京は、雪のちらつく寒さで、昨日はほんとうにお客様がいらっしゃらなくて、マジに「来ぬ人を・・・」、の日でした。

ラジオでは、「吹雪いてる・・」って東京生まれのナビゲーターさんがいってたけれど、あれは吹雪とは言わないですよねえ・・・。吹雪って目の前が見えなくなるくらい、ですよねえ・・・・東北育ちより。