

もうすぐ、岩手・平泉でワインをつくってくれていた関根康之さんが亡くなってから2年が経とうとしています。
そうして、毎年3月はここ千石・寂円寺にお花を供えに通うことになってしまいました。
このお寺の早咲きの桜(ですよね)を、毎年、愛でさせていただくことになるでしょう。
ボルドーが大好きだった関根くんにふさわしいのは、ミモザかな、と、お花屋さんで「ミモザください」と、伝えると、「もうドライフラワーにするころですよ〜」と。
洗足のご近所さんが、お庭で育てたきれいなミモザを友達にプレゼントすると、お持ちになっていたので、いまが旬なのかと思ったのですが、遅かったですね。
来年はもすこし早くくることにしましょう。
それでもまだ咲いているミモザをお花屋さんにみつくろっていただいて、あとやさしいピンク色のストックを添えて、持っていきました。
まあ、たくさんの方がお参りに来たのでしょう。ぎゅうぎゅうと青や白やかわいらしいお花がお供えしてありました。う〜ん。追加しちゃえ、いいでしょ。にぎやかで、と。ぎゅうぎゅうと、ミモザとストックもつっこんで。
ミモザがドライフラワー化していたので、わりとバランスが取れたようです。
そして、前の時も、寄った、珈琲ショップ、「ビーズコーヒー」さんへ。
ばらばらと小学校の椅子や机を並べたような、ガラクタした店内に、店主のおじさんがひとり。
ぼ〜っとしているように見える(失礼)おじさん、かわいいカフェオレ、つくってくれました。
ここにも、3月に通いましょう。