

昨日は、ここ洗足の駅前がにぎやかだったようですね。
洗足誕生100年のお祝いイベントがありました。
パンを買いにいらしたお客さまに「100年だそうですね〜」とお話しをすると、
「震災の後だから、ちょうど100年なのよ・・」と、
え?震災?東北の?12年じゃないの?と思ったら、
「関東大震災だよ」と。へええ〜〜。さすがにその震災は経験がないです。
なんでも、目蒲線(目黒線の以前の名前)の、洗足駅が開通してから「洗足」の名前が生まれて、その開通が1923年。その半年後に関東大震災が起こって、都心から、こちらに移り住む人たちが多かったのだと、
お客さまが教えてくれました。その移り住んできた人たちが、豪邸を建てて・・・、高級住宅街になった、とか。
いまでも、洗足に住んでいる方達は、とても親切で、情のある方達が多いです。
この間のおひな祭りのお節句のとき、パン屋営業日で、ちらし寿司など用意できなかったのを知ってか、
お客さまが、ちらし寿司の具を煮てもってきてくれましたよ。しいたけ、高野豆腐、たけのこ、かんぴょう、れんこん?煮含めて。細かく刻んだ錦糸卵と、紅生姜と、絹さやも一緒に、ラップにきちんと包んで。
「酢飯は自分でつくってね」と、言われて、冷凍ご飯をチンして、お酢とお砂糖混ぜて、あとは、いただいた具材をまぜて、立派な手作りちらし寿司ができました!
どんぶりに盛ったら、「もっときれいな器にしなよ〜」と、家族に言われたので、万作さんの春らしい器に。
こうして我が家も桃の節句を終えたわけです。
親切な洗足のお客さまに感謝です。