9月24日、モロッコ・リサーニの町で。

砂漠からちょっと車で走ったところに、リサーニというローカルな町があって、ガイドさんの地元。

かってしったるパン屋さんに連れて行ってもらいました。いわゆる「町の大きいパン屋」というカテゴリーのパン屋さん。古くからのパン屋さん。65才のウリダさんが出迎えてくれました。

8才から働いているそう。お父さまの仕事を継いだそうです。

焼いているパンはほぼ1種類。大きな丸い、ホブスです。あとちょこっとバケット型もありましたよ。

1日、この丸いパンを1000個焼くのだそうです。1個2ディルハムだから1日2000ディルハムの売上。約25000円?って計算してくれました。

このごっつい石窯は100年前の窯といいますが、窯の中の丸い平らな床がまわるの。「あ!これ、スペイン式の窯だわ!」と、聞いてみると、やっぱりスペインからきた、そう。

いま、パン屋では8人の男性が働いているそうです。こういうパン屋で働くのは、男性だけ、だそう。女性はダメだそうです。顔や姿を女性はあからさまにみせられない、という風習のもと、だから。

そして、やっぱり夜中の2時から。

パン屋さんはモロッコでも働き者です。お休みもなく、金曜日のイスラムのお休みの日も働いているのだそう。仕事があれば、「焼く」と。

残ったパンは、どうするんだろう・・と聞いてみると、集めて粉にして、動物の餌にするのだそう。何も余計なものがはいっていないシンプルな粉と塩とイーストと砂糖すこしのパンだから、できること、ですよね。

大きな窯は1度に250個やけるのだそう。いったい何処に薪を入れて火を焚くのか・・、聞いてみると、

あれ?すっごく細い通路のうら。太ったら通れないくらいの細い、壁と窯の隙間をとおって窯の裏側へ。

そこで、薪がゴウゴウ、燃えていました。あら〜、痩せていないと、働けないわ。

ときどき「チキンも焼くよ。でも2時間かかるね。羊はもっと、4時間かかるよ」と。

う〜ん。モロッコだ。羊はまるごと?う〜ん。

ちなみにココも、家庭でつくったパン生地を持ってくれば焼いてくれるそうです。1デュルハムで。

ココから卸しで、どっかへ持っていって売る場合、その持っていった店で売る時は、3デュルハムだそう。